2017年10月に地元工務店で建てた一戸建てのマイホームが完成したエナガサトミ(@iezukurihanseikai)です。
我が家は1階をすべて(キッチン、トイレ、洗面脱衣所を含む)ナラの無垢床にしました。
無垢の床ってなんとなく憧れていたんです。無垢って響きがおしゃれだし、 フローリングに比べて感触が気持ち良さそう。でも、お手入れが大変そうだし「無垢床=値段が高い」というイメージが強い・・・。
悩みに悩んで、1階は無垢床、2階はフローリングにしました。
そしてマイホームに住み始めて1年が経った今現在の率直な感想は
エナガサトミ
この記事でわかること
- 無垢床の家に1年間住んでみてわかったメリット・デメリット
- 無垢床の木はナラ材を選んだ理由
マイホームを計画中、無垢の床かフローリングにしようか悩んでいる人、ナラ材 無垢床を使った家の感想が知りたい人はぜひ読んでみてください。
エナガサトミ
- 住宅展示場に行ったり、何度も複数の住宅会社に合わなくても、自宅で家づくりが進められる!
- 複数社のプランを比較・検討できる!
- 利用は全て無料!
エナガサトミ
TRY NOW
もくじ
無垢床のメリット
家を建てる前に「無垢床はいいよ〜」と聞いていたものの、具体的に何がいいのか理解できていませんでした。
しかし実際に住んでみると、無垢床の良さを日々感じています。
以前住んでいたアパートや2階が合板フローリングなので比較してみて「長い時間過ごす1階を無垢にしてよかった!」と思うことが多いです。
まずは無垢床のメリットをお伝えします。
断熱効果がある
アパート時代はローテーブルで床に座ってご飯を食べていたのですが、冬は冷たくて底冷えして辛かったです。
天然の木を使っている無垢床は断熱効果に優れています。木の繊維と繊維の間に含まれる空気が断熱効果を生み出し、夏は涼しく冬は暖かい。快適な状態を保ってくれます。
湿度をコントロールしてくれる
雨の日のフローリングを素足で歩くと、ベタベタして不快になりませんか?
無垢床は湿気が多い日に、木が余分な水分を吸い取ってくれます。また空気が乾燥しているときは、木の中の水分が空気中に出てくるのです。
またお風呂あがりに、湿った足で歩いてもサラサラしていて不快感がありません。
肌ざわりが良い
なにより無垢の感触がいい。夏はひんやりしていて、冬は冷たくなりすぎない。思わず寝転びたくなる、ずっと素足でいたくなるような肌ざわりです。
色とともに感触も少しずつ変わっていき、更に愛着が増すようになります。
木の家具と調和する
新居のリビングの大きさに合わせて、無垢材のダイニングテーブルと椅子を購入しました。木でできた家具と無垢床は雰囲気がマッチします。
家具は木製にしたい人は特に無垢床をオススメします。
無垢床でも床暖房にできる
我が家は床暖房を設置していませんが、無垢床でも床暖房にすることはできます。床暖房にすれば真冬でも素足で歩けるので、より無垢の床を楽しめますね。
無垢床のデメリット
いいところが多い無垢床ですが、もちろんデメリットもあります。わたしが感じたのは下記の3つです。
金額が高い
一般的に無垢床は合板フローリングに比べて2倍くらいの値段になると言われています。我が家もすべて無垢床にしたかったのですが・・・予算の都合上、1階のみになってしまいました。
結果的に家にいる時間のほとんどを1階のリビングで過ごしているので、1階のみでも問題ありませんでした。
手入れが必要
もう1つネックなのが、無垢床のお手入れ。
「頻繁に何か塗らないといけないのでは・・・?」と思っていたのですが、1年に1回だけ蜜蝋を(夫が)塗っただけです。
あとはフローリングと同じように、水で雑巾掛けをしています。
傷や汚れが付きやすい
わたしが特に心配していたのが、水跳ねによるシミや汚れです。
水汚れが付きそうな
- キッチン
- トイレ
- 洗面脱衣所
水回り設備がある部屋もすべて無垢床にしました。
実は上記3ヶ所を合板フローリングやビニールクロスにしようか悩んだのですが、設計士さんから
「雰囲気が損なわれますよ?」
と言われてしまい、すべて無垢床にしたのです。
結果、大正解。
汚れ、シミ、傷はほとんど気になりません。(わたしたちが細かいことを気にしない性格なのもあるけれど・・・)
正直、水がこぼれたまま放置してしまってシミを作ったこともあります。こんなときは気づいたらサッと拭き取って放置。これでよーく見ないとわからなくなります。
傷については引き渡し時にアドバイスをもらいました。
「へこんだら霧吹きで水をかけてアイロンを当てれば直る」
と教わりましたが、まずそこまで傷が目立たない。結構物を落としているのでへこんでいるところはあるはずなのですが、気になりません。ナラ材で淡い色なのもあるかも。ちなみにホコリや髪の毛もあまり目立ちません 😉
塗装の種類は主に下記の2つ。
- 浸透型塗装
- コーティング系塗装
オススメは無垢の質感を残す浸透型塗装です。我が家はオスモカラーという塗料を使いました。
素材の良さはそのままに、傷や汚れから床を守ってくれます。
無垢床の材質はナラ材(オーク材)を選んだ理由
無垢床と言っても材質によって特徴があります。我が家はナラ材(オーク材)を選びました。
ナラ材(オーク材)を選んだ理由
- 無垢材の中で比較的値段が安い
- 北欧家具でよく使われる
- 節目が目立たないので和風になりすぎない
- 硬めなので傷が付きにくい
エナガサトミ
ナラ材・・・ロシア産が多い
オーク材・・・北米
見た目はほとんど違いがありません。ナラ材に比べ、オーク材の方が少し目が荒いようです。
無垢床のメリット・デメリットを知って理想のマイホームを手に入れよう
床は家の大部分を占め、毎日必ず直接触れるものです。
魅力的な無垢床ですが、もちろんデメリットもあります。暮らし方や予算に合った家を建てるために、床の材質を決めなくてはいけません。
この記事の内容を参考にして自分たちのライフスタイルに合った床を選んでください。
エナガサトミ
- 住宅展示場に行ったり、何度も複数の住宅会社に合わなくても、自宅で家づくりが進められる!
- 複数社のプランを比較・検討できる!
- 利用は全て無料!
エナガサトミ
TRY NOW
マイホーム関連人気記事



